オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース
オーキッドベース オーキッドベース
オーキッド・ベース(ビールの原料となる大麦の殻を高熱処理化したもの)を使用して、生育状況の変化を確かめる事にしました。(オーキッド・ベースはアサヒエコロジーの製品です) 詳細データはJPAのHP参照ベースはアサヒビールの製品です)
現在、パフィオペディルムやフラグミペディウムのコンポストとしてセラミック原石を使用していますが、入手が困難になってきたのと、ニューオーキッドへ掲載されていましたオーキド・ペースの成果を確かめることにしました。
上手く成長が確認出来たら、コンポストとして使用中のセラミック原石からオーキド・ペースへ変更しようと思います。
<平成14年7月2日 フラスコ購入>
Bella Lucia`Gohma`x ang-thong fma.album`Yen`) × sibこの交配はどちらも(Bella Lucia`Gohma` × ang-thong album`Yen`AM/OST)から得られた兄弟。どちらの親も点があるが、片親にアルバムの遺伝子があるので長茎で、大輪の白花を期待。
Domenica`Toki` × S.Gratrix`Toki`BM/JOGA
ブラキ系本流の最新交配。大型良形のDomenica(bellatulum × Virgo)と、入賞個体のS.Gratrixを交配した楽しみな交配。
bellatulum fma.album × sib
Orchid Zone由来の大型選別個体に、Orchid Limitedのシブリングからセレクトした極良形な花を交配。この交配から大型整形のアルバムの花が期待。
7月2日 順化開始>
暑くなっているので、下の棚で順化、遮光率は70〜80%くらいとした。
また、
昼間の最高温度は30度前後、夜の最低温度は22度前後である雨模様の続く日を選びました。
7月6日 フラスコ出し>
@オーソサイド800倍の希釈液による消毒(約30秒)
A4〜5分乾燥
B植え込み
 コンポストは2種類を用意した。
 ・オーキッド・ベース(中)1 醗酵バーク(中)1
 
オーキッド・ベース(中)単用
Cオーソサイド800倍の希釈液を上からかける。
  チビチャンの順調な成長を期待します。
(オーキッド・ベース(中)1 醗酵バーク(中)1で植え込む)
  bellatulum fma. album
×
sib
Domenica`Toki`
×
S.Gratrix`Toki`
BM/JOGA
(Bella Lucia `Gohma`
×
ang-thongfma.album
`Yen`)
 
14年
7月6日

フラスコ出し
オーキッドベース オーキッドベース オーキッドベース  
9月21日
2ケ月目
オーキッド・ベース
オーキッド・ベース
オーキッド・ベース
Bella Luciaの交配は、葉っぱの裏が白っぽい苗も見られますalbumが期待できそうです。ブラキ系のbellatulum fma. albumの成長が一番早いようです。
15年
3月9日
8ケ月目
オーキッド・ベース
オーキッド・ベース
12月8日にbellatulum fma. albumはセラミック鉢にオーキッド・ベースとバークのミックスコンポスト(1:1)で植えこみました。
7月5日
12ケ月目
bellatulum fma. albumで一番大きなサイズです。
来年には、開花サイズ?

オーキッドベースはブラキ系と相性が良いようです。(ポリアンサ亜属・コクロペタラム亜属・バービセパルム亜属も良い)
10月4日
15ケ月目
bellatulum fma.albumがフラスコ出しから15ケ月目、早くも花芽が確認(2苗)出来ました。オーキッド・ベースの効果でしょうか。通常は、早くても2年以上はかかると考えられます。苗の大きさは11.5cmで幅は4cmです(冬の最低温度は15℃、コンポストの比率はオーキッド・ベースとバークの1:1です。液肥は潅水後に薄めのものを週一回与えています。)
1月3日
18ケ月目
18ケ月が経過しました。もう1苗に花芽が確認出来、合計3苗になりました。
現在は冬場と最低温度が5℃と言う事で、花芽は少しずつですが大きくなっています。開花まで後、2〜3ケ月はかかるでしょうか。カラーブレイク等を防止する観点から、液肥は花芽が確認出来たものは中止しています。
3月21日
20ケ月目
20ケ月が経過、最初に花芽が確認出来たものは、花が時化てしまいました。
2番目と3番目の花芽は少しずつですが開花に向け膨らんできています。
4月10日
21ケ月目
21ケ月、ついに2番目が開花しました。
NS 6.3×5.4cmと普通サイズです。
(下は上と同じ苗をオーキッド・ベース(中)単用で植え込む)
14年
7月6日

フラスコ出し
パフィオペディラム パフィオペディラム パフィオペディラム 上記の苗より、一回り小さな苗を使用して、オーキッド・ベース単用で植え込んでいます。 
9月21日
2ケ月目
パフィオペディラム
パフィオペディラム
パフィオペディラム
フラスコ出しから、まだ2ケ月しか経過していませんので、確定ではありませんがオーキッド・ベース単用が心持ち成長が早い様に見えます。 
15年
3月9日
8ケ月目
bellatulum fma. albumは大きなもので11cmになっています。
コンポスト(オーキッド・ベース&セラミック鉢)の比較実験はここをクリックしてください。

株の成長とともに鉢のサイズが小さくなったので、フラスコ出しから、20〜25ケ月目に植え替えを行いましたが、苗はどれも根鉢が出来る程順調に育っていました。
左の二つはノリトハセガワの再交配(malipoense`Kayoko` x arumeniacum`Niisato Moon`)
右の二つはbellatulum fma. albumのシブリング苗です。
オーキッド・ベースと発酵バークを1:1で植え込んだものです。
(25ケ月経過の苗)
根鉢が出来ています
ランナーが出て、子苗も大
きく成長しています
(20ケ月経過の苗)
根鉢が出来ています
花は時化てしまいました
が、子苗が3目も出てい
ます

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