鉢 植え込み材料 |
素焼き鉢を使用し、コンポストはミズゴケが一般的な植え方です。鉢は株よりも幾分小さめのものを使用し、ミズゴケは硬めに植えた方が鉢内の乾湿のメリハリが良くなります。 2年くらい経つと、ミズゴケが古くなってきたり、コケが生えてきたりしますので、新しい鉢を使用して新鮮なミズゴケで植え替えてやります。 最近はコンポストにバークを使用しているのを見かけますが、バークは乾燥が早いのでプラスチックの鉢を使用します。 |
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温度 | 冬場の最低温度は5〜15℃ですが、凍らない程度の温度でも越冬可能です。夏場は20%程度の遮光をし、通風を良くしてやります。最高温度も35℃以下になるようにしてやります。遮光材は、シルバー(黒は熱を吸収し易い)のものが良く、株から出来るだけ離して通風を良くして下さい。(カスバートソニーなど、年中温暖な気候にあるものを除く) | |
遮光 | (温室が無い場合) 秋〜春の太陽は南側に傾きますので、朝から夕方までは、南側レースカーテン越しの明るいところに置いてります。反対に夜の窓辺は冷えてきますので、部屋の中心に移動します。温風ヒーターやエアコンの風が当たる所は乾燥が激しいので避けます。(ワーディアンケースに入れると湿度が保てます) (温室がある場合) 秋(秋雨には当てないようにビニールを張る)に最低温度が10℃を切る頃に温室に取り込みます。(ノビル系のように、低温で花芽分化させるものは、初霜が降るまでは、屋外で乾燥気味にして栽培し、温室に取り込んでも徐々に温度を上げる)遮光は全て取り除き、二重ビニールの内張りをして保温効果を高めます。春の外気温が最低10℃を切らなくなったら、外に出します。梅雨明けぐらいまでは20%くらいの遮光にします。(カスバートソニーなど、年中温暖な気候にあるものを除く) (共通) 夏は、庭がある家では20%くらい遮光下(樹木の下か人口の栽培場)で育てます。マンションや団地の場合はベランダでの栽培となりますが、コンクリートの照り返しで温度が異常に高くなりますので、下にスノコや人工芝を引いたりして温度の上昇を防ぎます。遮光も30〜40%くらいにして、高温による葉焼けや株の消耗を少なくしてやります。ノコを引いたりしてくらいの遮光をし、葉焼けや株の消耗を少なくしてやります。(カスバートソニーなど、年中温暖な気候にあるものを除く) |
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潅水 | 冬場は極力晴れた日の午前中を選んで週1回、夏場は夕方に2日に1回(乾燥が激しい時は、毎日)程度です。潅水のコツは、コンポストが完全に乾いてから、1日置いて、株の上から潅水し植物内の温度を下げるとともに、鉢底の穴から流れ出るくらいタップリと潅水します。タップリやるとにより、潅水と同時に古い空気を外に出して新鮮な空気が鉢内に入るとこになります。(バケツに漬けたりしているものを見かけますが、病気がうつりますので厳禁です)(カスバートソニーなど、年中湿度を好むものを除く) | |
肥料 | 油かすの固形肥料を春〜初夏にかけて月に1回(鉢の大きさで肥料の個数は違います)与えます。梅雨明け以降は固形肥料を止め、液肥を2,000倍くらいに薄めて週1回潅水を兼ねてやります。液肥は、濃度の高いものを一度やるよりも、濃度の薄いものを何回もやる方が根痛みしません。株の成長が止まったら肥料も不要となりますし、かえって根痛みしますので停止します。但し、元気な株は完成したバルブの根元から新芽が出てくる時がありますので、その場合は液肥の2,000倍を週1回与えます。 ノビル系などの花芽を分化させるものは、9月以降は、液肥も少なくしていきます。 |
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病気と薬剤 |
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