遮光について 花壇ではチューリップが咲いています
季節の変わり目(冬⇒春 秋⇒冬)は、温室の開閉等をこまめに行い温度調節が必要になってきます。不在の時は、チョツト油断しただけで、温室内は蒸し風呂のようになり、大切なランを一瞬にして駄目にする事があります。天窓の自動開閉器やサーモスタットによる換気扇で温度は、ある程度調整出来ても限界があります。
また、季節の変わり目の雨天時は採光も必要になります。雨天時は太陽の光を最大限とり入れたいものです。晴天時は遮光し、雨天時は遮光を外せるようにして、遮光率を調整しています。

私の温室の場合は、パフィオペディルムを中心に育てていますので、その環境で説明しています。
一重の遮光ネットのみの状態

一年中45%の市松模様のネットを張っています。
(二重のネットは屋根の上をスライドするようになっています)

*カトレアなど光を好むランを中心に栽培している場合は、冬期は遮光を外すようにして下さい。
二重の遮光ネットを張った状態

春から秋にかけては、天井の上をもう一重のネット(45%の市松模様)しています。なお、梅雨の時期は、天候を見ながら連続した雨天が続く場合は、外すようにしています。

戻る